シュノーケリングを楽しみたいならハナウマ湾はいかがでしょう。
ハナウマ湾へは、ワイキキを出発してオアフ島を東周りでドライブします。
ワイキキからのハナウマ湾への行き方はとてもシンプルなので、はじめてハワイを訪れた方でもレンタカーで出かける事が可能です。
Mr.ハワイ通
ハナウマ湾へ向かう道中。
ワイキキを少し離れたときのオアフ島の景色。
これまた格別に気持ちの良いドライブなのです。

Mr.ハワイ通
ハナウマ湾への道はH1を東に走ります。
H1に乗ると右手にカハラモールが見えます。
そしてしばらく走ると、いつもと違う角度からのダイヤモンドヘッドを眺めることが出来ます。
フリーウェイに乗って気持ちよく車を走らせていると、意外にもあっという間にフリーウェイの終点です。
「もう少しフリーウェイを走っていたかった」。
そんな感じです。
一般道路のカラニアナオレ・ハイウェイ(KALANIANAOLE Hwy.)をまっすぐに進みます。
途中左手にあるココ・マリーナやココ・ヘッドを通り抜けます。
ココヘッドを左手に見ながら坂道を登りきると、やがて右手がハナウマ湾の入り口となります。
ハナウマ湾、到着です。

ハナウマ湾は、火山活動によってできた遠浅のビーチ。
美しいサンゴ礁とたくさんの熱帯魚を見れます。
トロリーくん
ハナウマ湾に入園するには入園料を払います。
また2002年からは、環境保護・海の安全に関するビデオを観てからでないと、その先にあるビーチに下りることが出来ません。
急いでビーチに行きたい気持ちは分かりますが、しっかりとハナウマ湾についてビデオで勉強してから海に向かいましょう。
Mr.ハワイ通
一応、念のためひとつお知らせです。
一度ビデオ上映を見て名前を登録しておくと、その後1年間はビデオを観なくてもビーチに下りられる事になっています。
Mr.ハワイ通
坂道を下りていくと、ようやくビーチに到着です。
シュノーケリングをしたい方などはここでシュノーケリングセットをレンタルする事も出来ます。
波のないおだやかな浅瀬のビーチですので安全です。

レンタカーでお出かけの場合にはご注意を。
午前中の早い時間(9時くらい)に駐車場がいっぱいになってしまうことが多いので、なるべく朝早くのお出かけがオススメです。

【ハナウマ湾に関する民話】
昔、ハナウマ湾の近くにケオヒナニという若い娘が住んでいました。そしてこのハナウマ湾の近くには、2人のたくましい若い酋長が住んでいました。そしてこの2人の若い酋長は同じ時期にケオヒナニを好きになってしまったのです。ケオヒナニはもともとこの凛々しい2人の酋長に対しては、好意的な印象を持っていたため、2人からの愛に対してどちらかを選ぶということが出来なかったのです。
そしてとうとうこの2人は腕相撲で勝負して決着をつけることになったのです。2人の酋長はハナウマ湾のビーチに腹ばいに寝そべりながら、腕相撲を始めました。勝負は朝早くに開始しました。しかし実力はまったくの互角。いつまで経っても勝負がつきません。2人は腕を組みあったまま、まったく微動だにしません。
まわりで勝負を観戦していた人々も疲れ始めてきました。勝負はまだつきそうにありません。こうなったらケオヒナニに2人のうちどちらかを選んでもらうしかありません。
しかしどうしてもケオヒナニには、2人のうち一人を選ぶことがどうしても出来ません。悩みに悩んだケオヒラニは、近くのココヘッドに登り、その頂上で神に願いました。
「私は人間でいることに苦しくなりました。どうか私を丘にしてしまってください」
今のハナウマ湾の奥に見える丘は、ケオヒラニの化身と言われているのです。
*ハナウマには2つの意味があります。ひとつは有名なのでご存知の方も多いと思いますが、「湾曲した」という意味。そしてもうひとつの意味は「腕相撲」なのです。
【おすすめ特集記事】