ワイキキビーチ。
世界中の人が憧れるビーチです。
エメラルドグリーンの海、白い砂、そしてどこまでも広がる青い空。
ワイキキビーチというと、こんなイメージでしょうか。
まさしく世界中の人を虜にする理想のビーチです。
トロリーくん
しかしこの美しいビーチ。
実はピンチなのです。
Aさん
何がピンチかと言いますと、実はワイキキビーチは毎年打ち寄せる波によってあの白い砂浜が侵食されているのです。
そして砂を足さないと、ビーチが無くなってしまうかもしれないのです。
Mr.ハワイ通
もともとワイキキビーチに立ち並ぶホテル周辺は湿地帯でした。
この辺り一帯は古代ハワイアンが、タロイモの養殖をしていた場所なのです。
湿地帯だったので、タロの養殖に適した土壌だったようです。
Mr.ハワイ通
このあたり一帯はまさしく水が湧き出る湿地帯で、水田が広がっているような場所だったのです。
それではなぜこのような湿地帯に一大リゾートが出来たのでしょう。
それはもともとこのワイキキ周辺は、年間を通して気候が安定していたからなのです。
Mr.ハワイ通
まずはアラワイ運河が造られました。
そしてアラワイ運河を造るときに掘った土を利用して、ワイキキ一帯を埋め立てたのです。
そのようにして、世界屈指のリゾート地「ワイキキ」が出来上がったのです。
ちなみに湿地帯だった頃のワイキキには、今のようなビーチ(砂浜)はありませんでした。
Aさん
ワイキキビーチは、1920年代頃からオアフ島のノースショアやカリフォルニアのマンハッタンビーチから運んで来た砂で作られた人工の砂浜なのです。
そして今でも、波で砂が持っていかれてしまうので、定期的に白い砂を運んできて足しているのです。
最近では環境などを意識して、沖に流れ出てしまった砂をもう一度吸い上げてビーチに戻しているようです。
あこがれのワイキキビーチ。
実はこんな裏話があったのですね。
【おすすめ特集記事】
ハワイのビーチ大特集!オアフ島のおすすめビーチを紹介します。