ハワイをオープンカーでドライブ、サイコーです。
ハワイウェイを颯爽と走って、ワイキキからノースショアまで1時間のドライブ。
ドールプランテーションを通り抜けてしばらくすると、はるか彼方にノースショアの海が見えてきます。
そして見上げると白い雲と青い空。
もう少しでハレイワの街。
喉がカラカラなので、マツモトシェイブアイスでも行ってみよう!
これがハワイ。日本では味わえない感覚です。
ぜひこの非日常体験をオープンカーで感じてみてはいかがですか。
おすすめは、やっぱりオープンカー

「オープンカーに乗ってみたい!」
もともと車の好きの私が、はじめてハワイへ旅行すると決まった時に思った事。
正直ハワイという島が「どのくらいの広さ」で「どんな交通状況」なのかという予備知識がまったくありませんでした。
それでもとっさに思ったのは「とりあえずレンタカーを借りたい!」「どうせならオープンカーで颯爽とドライブしたい」と言った感じでした。
ハワイで何をして遊ぶかと言うよりも「どんな車を借りようか!?」といったことを考えました。
もともと「大」が付くほどの車好き。「車の形・大きさ」「どの国の車か」といった事には関係なく、とりあえず全ての車に興味がありました。
いろいろな車が好きなので、ハワイに多く走っているであろうアメ車にも興味がありました。
アメ車と言いますと、GMやFordのピックアップ・トラック(とてもデカイ車です)とか、JEEP(ジープ)も良いな~と考えつつも、「やはりハワイは南国!ここはオープンカーを借りてみよう!」と思ったのです。
アメリカ人に大人気の車とは

ここハワイは、アメリカ本土からもバケーションでたくさんの人がやって来ます。
人気のリゾートのひとつなんですね。
アメリカ人に観光地として人気があるのは、ファミリーにはフロリダやカリフォルニアのディズニーランド、一般的に人気なのがカリフォルニアのヨセミテ国立公園やアリゾナにあるグランドキャニオン、そしてオアフ島やマウイ島なのです。
そしてアメリカ本土のツーリストと言えばとにかく
なのです。
これは以前現地のアラモレンタカーで働くスタッフに聞いた話し。
A)本土の人間の多くは、とにかく太陽が大好きなのさ。そして浅黒い日焼けした肌に憧れてるんだよ。だからオープンカーに乗りたがるんだ。
そして「せっかくのハワイ、思いっきり太陽を浴びてドライブするべき!」といった考えのようです。
この考えキライではありません。そうです、あえてハワイに来てるのですから。
ハワイでオープンカーを運転しているドライバーや同乗者の方を見てみると、日中でも颯爽と幌を上げて走らせている方は、そのほとんどがアメリカ本土から来たと思える人たちですよね。
日焼けがイヤという方もいるでしょう。特に女性は多くの方がそう思うのではないでしょうか。
じつは、オープンカーでのドライブが最高に気持ちイイのは、
なのです。
これなら日焼けの心配も無いですよね。ぜひオープンカーの爽快感を味わってもらいたいものです。
車種別のレンタカー料金

それでは、ニッポンレンタカーの車種別でのレンタル料金を紹介します。
個人的なおすすめは中型車とやっぱりオープンカー。
せっかくのハワイですので、やっぱり一度はオープンカーを経験してもらいたいです。
ただしオープンカーは基本的には二人乗りです。
後部座席が一応あるのですが、あまりに窮屈でとてもロングドライブは出来ませんのでご注意ください。
車種 | 料金($) | おすすめ度 |
---|---|---|
小型車 | 13,000円 | ★★★★☆ |
中型車 | 14,000円 | ★★★★★ |
フルサイズ | 15,000円 | ★★★☆☆ |
ジープ | 17,000円 | ★★★☆☆ |
オープンカー | 17,000円 | ★★★★★ |
プレミアム | 19,000円 | ★★★★☆ |
SUV | 19,000円 | ★★★☆☆ |
ラグジュアリー | 20,000円 | ★★★★☆ |
ミニバン | 20,000円 | ★★★★★ |
(こちらはドル建てのレンタル料金を約110円で円換算しています。為替変動に金額が変動する可能性があります。)
ローカルとオープンカー

はじめてのハワイ旅行でマスタング

私の場合、はじめてのハワイ旅行で借りた車は「フォードマスタング・コンバーチブル」という車でした。
排気量が4600CC、色はダークグリーンでした。最初はブルーのコンバーチブルを希望していたのですが、あいにく残っているのはダークグリーンのみ。
マスタングを選んだ理由は、以前から
と言う好奇心があったからです。
それもカマロでなく、どうしても小さい頃から憧れていた車マスタングが良かったのです。
そして
ことをイメージしていました。
実際フォードマスタング・コンバーチブルは最高でした!
あまりに嬉しくて日中もオープンにしてドライブをしていたのですが、やはり陽射しがキツクて昼間の時間は幌を下ろしてドライブをするようになりました。
それでも日が暮れるとオープンでドライブ。
そこで新たな発見だったのですが、
のです。
夜のオープンカーは本当におすすめです。
帰国の時には「日本に帰ったらこの車をゲットするぞ!」と思ったほど惚れ込んでいました。
もちろん一番欲しくなったタイプはダークグリーンのフォードマスタング・コンバーチブルです。
日本人にも人気って本当ですか

オープンカーをレンタルするのは、「本土のアメリカ人と一部のヨーロッパの人たちで、日本人には人気が無いんだろうな」と思っていました。
そもそも日本ではマイカーに対する所有・購買意欲が著しく下降傾向にありますし、よく聞きますよね、「若者の車離れ」という言葉を。
今から数十年前までは日本人の若い人は車に憧れ、それゆえ車はすごく人気があり、みんな頑張って憧れの車を買うという時代もありました。
しかし、今はまったくそのような傾向が見られません。
こんな感じなので、とうぜんハワイでもオープンカーなんてものは人気が無いんだろうな~と勝手に思っていました。
そこで、現地のレンタカーのスタッフ(アラモとダラー、そしてハーツの3社)に、
「大人気だよ!たくさん借りてるよ!」
との返答でした。
じつは3社のスタッフ全員が同じ答えだったのです。
正直これを聞いた時は、少しビックリしましたが今でも少し「本当なのかな?」と思う時があります。
日本でオープンカー、それともハワイでオープンカー

ちなみに日本ではあまりオープンカーって見かけないですよね。
たとえオープンカーの車でも、幌を閉じたまま走っている車がほとんどで、オープンにして走っている車は稀です。
たしかに都心部とかをオープンカーで走ると、排気ガスがすごくてイヤになってしまうのでしょう。
あと最近では「オープンカーはカッコ悪い」と言った意見も多いようです。
そんな理由で、あまり日本でオープンカーを見かけないのかもしれません。
じつは以前日本車のオープンカーに乗っていた時期がありました。
たしかに日中に幌を開けるのはキツイのですが、交通量が少なくなる早朝や夜、または自然を感じられるような場所ではオープンカーでのドライブがすごく楽しく感じられます。
季節は春や秋がおすすめ、夏はちょっとオススメ出来ません。
また冬に暖房をかけながらの運転も意外と気持ちが良いですよ。
しかし、日本では「車」への関心が薄れてきています。
ハワイで意外にも日本人が「オープンカーに乗ってみたい」という人が多いと知ったときには、車ファンとしてはうれしく思いました。
せっかくハワイに行くのですから「最高の想い出を作るため」にもオープンカーは最高だと思います。
一度乗ったら病みつきになるかもしれませんよ。
みんなの体験談「オープンカー最高」

それではオープンカーの気に入っているところをまとめてみました。ハワイでオープンカーに乗ったみなさんの意見を紹介します。
この新鮮な気持ちを味わえるのって重要ですよね。
いざ運転すると大きさは意外と平気なものです。駐車の時もオープンにしてたら目視しやすいからスムーズ。ワイキキのごちゃごちゃした道は注意が必要ですが、ハイウェイではこのクラスは最高です。
これはオープンカーだけの話しでは無いですが、それでも十分気をつけましょう。
焼け過ぎてしまわないのでしょうか??ちょっと心配になりますが。
これは最高ですよね。オアフ島ですとノースショアですとか、またはネイバーアイランドだとめちゃくちゃ気持ちイイんでしょうね。
これも先ほどと同じく、日焼けには注意が必要ですね。
これ分かります。朝イチや夜のオープンカーでのドライブって気持ちイイんですよね。
この考え、ハワイに何回も行けるチャンスもそんなに無いでしょうから、せっかくなら思い切りエンジョイですよね。
これもアリです。こういう時だからこそ、満足出来る車を借りてみましょう!
これも旅の醍醐味、非日常を表していて良いですね。
みんなの体験談「イマイチだった」

アンケート結果を見てみると、ハワイでオープンカーを運転した事のある方からは「借りて良かった!」といった意見が多く集まりました。
一方、少数意見ではありましたが、ちょっと否定的なこんな意見もありました。
たしかにレンタカー料金はコンパクトクラスなどと比較すると高いです。でも貴重な経験が出来ますよ。
日中は避けて、朝イチか夕方以降がおすすめです。
そうですね、たしかにトランクは狭い車が多いです。マスタングもカマロもそうかもしれません。後部座席をうまく利用するしかないでしょうね。
または、到着時の空港からホテル、また帰国時のホテルから空港への移動は諦めて、チェックイン後に車を借りる事も検討した方が良いかもしれません。
これはオープンカーだけの話しでは無いですよね。
これも同じく、オープンカーだけの話しではありません。
これはもったいない!
たしかにカマロとかはフロント部分の傾斜がきつく(Aピラー)、開放感をあまり感じないかもしれません。マスタングの方が良いかもしれません。
以上のように、オープンカーに対して若干否定的な意見もありました。
オープンカーでの注意事項

オープンカーは個人的にはおすすめです。
この考えに変わりは無いのですが、オープンカーを借りた場合に気をつけた方が良い点があります。
それは
です。
地元ハワイの人はあまりオープンカーに乗ることがありません。
ワイキキエリアやノースショアあたりでオープンカーに乗っているのは、
なのです。
たとえばあまり人気の無い駐車場に車を停めて、買い物に行ったり、食事に行ったりするとします。そうすると車を離れている間に盗難に遭う可能性があります。
人気の少ない場所には車を停めないようにしましょう。
窃盗を行う人たちは
という理由でオープンカーを狙ってくるのです。
そのような事件に巻き込まれないためにも、車を離れるときには貴重品は置いていかない、車はなるべく目が届く場所、または人目につく場所に駐車するようにしてください。
2.レストランでは、車が見える場所に駐車する
3.車内に貴重品を置かない
4.車上荒らしに狙われているという警戒心を持つ
私の体験談「初ハワイで初オープンカー」

私(名称:S)の初ハワイは、親友Mとオアフへの旅行。
私は初めてのハワイでしたが、Mは今回で2回目。ちょっとハワイを知った風な感じです(今回2回目なんですが)。
そして今回の旅行で憧れのフォード・マスタングをレンタルしたのですが、その時の模様をお伝えします。
はじめてのハワイと憧れのマスタング
ハワイ滞在4日目。今日は前日予約したレンタカーでなんとノースショアまでドライブです。
これはMのアイデア。
前回のハワイ旅行で行きたかったけど行けなかったノースショア。
今回の旅行で「ゼッタイ行こうぜ」と渡航前からMの希望だったのです。
ハワイ出発前の会話です!
M「ハワイでレンタカーしてノースショアへ行こうぜ」
S「いいね。行ってみよう」
まだガイドブックをよく見ていなかったSはノースショアがどこにあって、どんな所なのかも理解していないで返事をします。
そして言いだしっぺのMも実はノースショアの事はまったく分かっていない。
Mはどうやらハワイに旅行した友人からノースショアが最高に良かったと話しを聞き、すごく良いところだろうから「次回はゼッタイ行ってみたい!」と考えていたのです。
一方の渡航前のS、なんと「ハワイ」と「オアフ島」の違いも分かっていませんでした。
実はハワイ旅行滞在中にも、Sは途中まで「ハワイ」と「オアフ島」の違いをよく解っていませんでした。
何日か滞在して「ハワイ」と「オアフ島」の違いについて、日本人に有名なのが「オアフ島」ということはようやく理解。
そしてハワイとは、オアフ島はじめ他の島を含めた全体というレベルまで理解出来るようになったのです。
オアフ島に「ワイキキ」というメジャーな観光スポットがあることも知りました。
ここでようやくSの頭の中で「ハワイ>オアフ島>ワイキキ」という図式が出来たのです。
ここで先程の会話の続きですが、Sはノースショアと聞いても、どんな所かはまったくイメージ出来ません。
Mが良いと言うし、何となく有名らしいからすごい場所なんだろうと思い「いいね。行ってみよう」と返事をしていたのです。
ドライブ当日
その日も朝食ビュッフェでお腹を満たしていざドライブに出発です。
まずはレンタカー会社へ!
前日予約したレンタカーは料金お高めの「フォード・マスタング・コンバーチブル」。
すでにリーズナブルなコンパクトサイズなどは全て予約済みだったので、割高な車になってしまいました。
しかし、これはSにとってはラッキー。
じつはSはずっと前からフォード・マスタング・コンバーチブルにめちゃくちゃ憧れていたのです。
しかもMは免許を持っていないので、運転はS。これも内心ラッキーと思ったS。
免許証は日本のものでOK。クレジットカードを提示します。
レンタカー会社の人がいろいろと話しかけます。
ある程度は指差し確認でコミュニケーションをとれるのですが、細かいところまではまったく通じない状態。
レンタカー会社のスタッフが手加減ナシの早口英語で話しかけます。
スタッフ「£щ¢жⅶжщд¢£¢д£щ¢????」
S「・・・・・・・・・・・・・・????」
おそらく保険のことやら、いざ事故にあったらという話しなのだろうが、話しの中身がまったく分からない。
とりあえずSは「イ、イエス」と答えるのみ。
しかし、実はこれが後で痛い目にあうことに。保険やら何やらをフルオプションで加入したので、レンタカー料金はさらに高くなってしまったのです。
やはりある程度英語を勉強しておかないと、このような時に困りますよね。
そんなことで悪戦苦闘しながらなんとか事務手続きを終えて、ようやくホテルの地下にあるパーキングエリアに移動して来ました。
感動のマスタングとのご対面
地下のパーキングエリアでようやく「フォード・マスタング・コンバーチブル」とご対面。
S「かっこえ~~!!やったぜ、オープンカーだぜ!」
M「やっぱ、ハワイはオープンカーでしょ!」
ノリノリの2人はようやく車に乗り込みます。
M「くわーっ、左ハンドルだよ。当然だよね、アメリカなんだから。」
S「おれ初めてだよ、左ハンドル。緊張するよ。」
エンジンをかけて、いざオープン!屋根がゆっくりと空いて、見上げると青い空が一面に!?
しかし、残念ながらここは地下駐車場。見上げても排気ガスで汚れた暗~い天井が見えるのみ。
それでも二人は最高に感動モード。
M「かっこえ~~!!やっぱりオープンカーは最高だよな!」
S「よっしゃ、行くぜ!ノースショアへ!」
いざ出発です
イキオイの良い言葉とはうらはらに、左ハンドルに不慣れなドライバーのせいで、マスタングはゆっくりと動き始めました。
S「うわあ、何かへんな感じ。右車線だし。」
M「気をつけろよ、事故ったらシャレになんないし。」
S「思ったよりデカイよな、この車。」
ウィンカーをつけていざ公道に出ようとすると、
S「何これ、ワイパー動いちゃったよ。ウィンカーどこだ!?」
M「まじっ(笑)。大丈夫かよ(笑)。」
こんな感じでドライブがスタート。
S「ナビしてくれよ!これナビ無いんだし、道分かんないよ。」
M「大丈夫。高速にのればイイんだよ。H1ってやつ。大丈夫地図に載ってるから、おれがナビするよ。」
S「頼むぞ。まったく分かんないから。土地勘ゼロだし。」
せめて出発前に地図くらい見ておくべきでした。
M「おっ、あれ有名な店だよ。写真でみたもん。何の店だったっけ!?良いな~。ハワイ最高。オープンも気持ちイイー。」
二人とも気分は最高潮に上がっています。しばらく街中を走ります。
M「あった、看板あったよ。あの青いやつ。H1って書いてあるだろ。あそこで高速にのれば良いんだよ。」
S「OK。」
H1の標識案内を発見しました。意外にスムーズに高速道路のH1に乗れることに安心し、さらに気分が高まります。
ハイウェイにのってノースショアへ
そしてH1に合流。車は少しづつスピードを上げていきます。
「フォード・マスタング・コンバーチブル」は快調にH1を走ります。
その時Sはこんな事を考えていました。
『何?この加速感。すげースムーズ。』
『何なの、この乗り心地。最高に気持ち良い。』
Sははじめて乗るアメ車独特の雰囲気にハマッてしまいました。
アメ車の足回りは大型船にでも乗るような乗り心地、そして大排気量によるスムーズな加速。のんびりとしながらも速いアメ車が、ここハワイの雰囲気とマッチしてアメ車にやられてしまったようなのです。
最高速でもまったく動じないエンジンパワー。乗り心地もやわらかく優しい感覚。
そして何といっても見上げると広がる青空。
『何これ!?ハワイ最高じゃん!』
『ゼッタイ日本に帰ったらアメ車買おう。マスタング買おう!』
『やっぱり、ハワイ最高』
【まとめ】やっぱりハワイはオープンカー!

いかがでしたでしょうか。
オープンカーでハワイをドライブする気持ちよさ!少しでも伝わったでしょうか。
ここでは敢えてオープンカーを借りるときの注意点やデメリットなどについても、分かる範囲でお伝えさせていただきました。
ハワイでオープンカーを借りた後「オープンカー借りて良かった~!」としみじみ実感することができます。
オープンカーってそんな感じなのです!