ハレイワの看板と日本人の美しい物語

ハレイワの看板。

これがカメハメハハイウェイ沿いにあって、ハレイワの街の案内板になっているなんて、ほんとにスゴイ!と思いませんか。

日本には無い光景なので、さらに魅力的に思えるのでしょうね。

そしてじつはこの有名な看板、2種類あるのをご存知でしょうか?

サーファーボーイとサーファーガールです。

とってもインスタ映えするのですが、写真撮影の際には充分気をつけてください。

かなりのスピードで車が通り過ぎますし、あまりモタモタと駐車場所などを探していると、ローカルにも迷惑になりますので注意しましようね。

もともと3つあったハレイワの看板

ハレイワのハイウェイ沿いにある有名なサーファーの看板。

ノースショアを訪れた事がある方はご存知のことでしょう。

このサーファーの看板は、はじめてハレイワを訪れる観光客などを歓迎し、ハレイワの街の入り口であることを案内するためにできたもの。

あまりにも、おしゃれな看板なので「観光スポット」と思われる方もいるようですが、あくまでノースショアの町「ハレイワタウン」の入り口を案内する「普通の看板」なのです。

普通といってもかなりオシャレですが。

そしてこの名物でもある看板、

もともとは3つあったらしい

のですが、盗難にあって今では2つ(2か所)になりました。

ちょっと悲しい話ですね。

看板が出来た

そしてこの看板が出来たのは、

ハレイワの町をもっとみんなに知ってもらいたい!

と思う地元のみんなの声を聞いて、キャロル・ベラーさんというローカルのアーティストが作成したのです。

しかし、いきなりこんなオシャレな看板を作ってしまうなんて、ノースショアは本当にアートのクオリティが高いですよね。

そして1996年には見事に完成し、今ではハレイワの名物にまでなってしまいました。

また盗られた。そこで行った奇策とは

完成した看板は、みんなからも大好評でした。

しかし、あまりにカッコ良いので、すぐに盗難にあってしまったのです。

そのくらい大人気の看板だったのです。大人気だったゆえに、地元の人からはすぐに「また作ってくれ!」との声がたくさん上がりました。

しかし「同じものを作っても、また盗られてしまうかもしれない」、そう思ったキャロル・ベラーさんは、ナント

今度はわざとブサイクバージョンのサーファー

で作り直したのです。

しかし、今度は看板の「サーファーの部分だけ」が盗難にあい、まわりのフレームだけが残されるという悲しい出来事もありました。

たしかにあのサーファーの看板は魅力です。

でも、あの看板はローカルと観光客すべての人のものであり、それを独占してしまうのは話しになりません。

I Love Hawaiiのメッセージ

その後は、度重なる盗難に対策が取れずにお手上げとなり、修理をする予算もなくそのまま放置されてしまいます。

しかしある時、一人の人物が現れます。

その人物は、看板の修理のために、

500ドルを自費で払い、3日間通して手作業で修理

した人物がいました。

彼は心の底からハワイ・ノースショアが大好きで、

大好きなハワイのために「クリスマスプレゼント」を贈りたい

と思い自ら看板の修理を始めたのです。

当然、急に日本人が修理作業を行うものなので、ローカルの人も好奇心をもって見ていました。

冷やかしの声もあったそうです。

それでも、彼は黙々と作業を続けていたそうです。

そして3日間の作業中に、とうとう彼に話しかける一人のローカルが現れました。

「なんでそんなことをしているの?」

そんな様な事を聞いてきたそうです。

「聞いてきたそう」というのは、

実は彼は耳が不自由

で、何を聞かれたかを理解できなかったようなのです。

しかし、そのローカルの話し方や雰囲気で何を聞いてきたかを察した彼は、黄色い紙に文字を書き始めました。

そしてその紙には、こう書いてあったそうです。

I LOVE HAWAII

彼とは静岡に住む日本人、オオタ・タツロウさんという方です。