アロハ・フライデー。
この言葉、聞いた事ありますか?
毎週金曜日のダウンタウンには、男性はアロハシャツ・女性はムームーを着た人があふれます。
地元ハワイで働く人たちです。
実はハワイでは多くの会社で、金曜日にはアロハシャツやムームー、またはカジュアルな服装で出勤出来るそうです。
そしてこれを「アロハ・フライデー」と呼ぶのです。
このアロハ・フライデーは、1966年にスタートしました。
すでに50年以上の歴史がある、ハワイに根付いた習慣なのです。
それまではのハワイでは、会社勤めのビジネスパーソンの服装は日本とほぼ一緒だったそうです。
男性はネクタイとスーツ、女性はスカートとブラウスが一般的な服装だったそうです。
今から50年前のハワイ。
当時はもちろんクーラーが無かった時代です
オフィスの中は大変な暑さだったそうです。
これでは仕事の効率も上がりませんよね。
そこで、「仕事の効率を上げるためにも、服装を変えた方が良いのでは!」となったのです。
カジュアルな服装の方が良いという事で、「アロハ・フライデー」がスタートします。
ちなみに、一番最初に従業員にアロハシャツの着用を認めたのが「ハワイ銀行(Bank of Hawaii)」だそうです。
それからたくさんの会社に広まって行きました。
日本のお堅いイメージの銀行からは、「アロハ・フライデー」のような服装は想像できませんよね。
もともとアロハシャツはハワイのフォーマルウェア。
効率的でおしゃれなアロハシャツとムームー。
さすがハワイ文化はスゴイといったところです。
Mr.ハワイ通
アロハ・フライデーが広がったキッカケは、やはりハワイ銀行の影響が大きかったようです。銀行には毎日毎日たくさんのお客さんが来店しますが、その時にアロハシャツ姿で働く銀行員を見てみなさん影響されていったそうです。