Aloha Surf
ワークスのグリップ力が季節によって違いますので、シーズン毎の塗り替えが必要なのです。
それではシーズン毎に塗り替えるワックス、いったい違いは何なのでしょうか?
違いは硬さです。
ワックスは硬さによって種類が分かれているのです。
そしてこの硬さ(=ほどよい程度のやわらかさ)が季節によって、水温・気温によって変化するのです。
例えば真夏の暑い日に冬用のワックスを塗っているとすぐにドロドロになってしまいます。
逆に真冬の寒い時期に夏用のワックスは硬くなりすぎて、まったくグリップ力が無くなってしまいます。
日本のように四季のある島国では、やはりなるべくシーズン毎にワックスを塗り替えた方が良いでしょう。
そしてワックスは大きく別けて5つ種類があります。
まずはベースコート(BASECOAT)を塗り、その後にシーズン毎に4種類のトップコートを使い分け塗っていきます。
シーズン毎の4種離のトップコートは以下の通りになります。
ベーフワックスは種類の違うワックスを塗布する場合には一度全部剥離し、またベースコートから塗布しなおさなくてはなりません。
【COLD:コールド】冬の1月~3月
【COOL:クール】春・秋の3月~5月または10~12月
【WARM:ウォーム】初夏の5月~7月または10~12月
【TROPICAL:トロピカル】真夏の7月~9月
ワックスの種類
たとえば暑い夏の日、炎天下にサーフボードを置いておくとあっという間にワックスは溶けてしまいます。暑い夏の日には夏用のワックスを塗っておかないといけません。
また逆に真冬の寒い時期、夏用のワックスを塗ったままですとグリップ力がまったく無くなり滑ってしまいます。
ワックスはきちんと落とす
ワックスを落とすにはコームを使って(安価なのでひとつ買っておきましょう)落としますが、意外にこれが面倒という方も。
ワックスを落とすにはそれなりの時間が掛かりますし、また剥がしたワックスの処理が少し面倒に思える事も。
ワックスをキレイに落とすコツは、リムーバー液でベースまでしっかりと落とすことです。
ワックスはしっかりと塗る
よく見かけるのはワックスをそのまま塗り足していって、もとのワックスを剥がさないサーファーもいます。
しかしワックスのグリップ力を最大限活かすためにも、しっかりと元のワックスを剥がして新しく塗り直しましょう。
それでもいきなり年4回とかワックスを塗り替えるのが面倒な場合などは、最低でも暑いシーズン用と寒いシーズン用の2回はワックスを塗り替えてみてください。
またワックスの塗り方ですが、強くサーフボードの表面を擦るよりも、気長に優しく塗ると良いでしょう。そうすると細かいダマ(粒状)が出来てきます。
そしてワックスは一回塗ったらお終いではなく、しっかりと事前にワックスを塗っておくのは当然ですが、海に入る前にはその都度簡単にワックスを塗るようにしてください。