Aさん
2015年。
ハワイのローカルに心から愛されてきたホームメイド・アイスクリームの名店「バビーズ」。
そのバビーズ本店(ユニバーシティ店)が、10月20日(火)をもって閉店することになったのです。
いつ行っても、お店にはローカルの長蛇の列だったのを記憶しています。
ローカルに愛されて、地元に根付いていた名店ですので、閉店すると聞いてとても残念でした。
30年以上も営業を続けていた、ハワイ大学近くのバーシティーセンターとのリース契約が切れたことが原因だそうです。
モチアイスクリームやユニークな名前のメニューで有名なハワイ拠点の企業「バビーズ・ホームメイド・アイスクリーム&デザート」。
そのバビーズが、ハワイ大学マノア校からすぐにある本店を閉店することになりました。
30年近くこの場所でローカルに愛されたお店です。
「このような決断をするのはとても心が痛みました。しかし、我が社は、小売店から世界のモチアイスクリーム業界を牽引する企業となる転換期にきているのです」
創設者兼オーナーのキース・ロビンス
かつてのユニバーシティ店があった場所
Mr.ハワイ通
ワイキキからだと少しわかりずらい場所にあるため、ほとんど観光客は見かけませんでした。
その代わり学生やローカルでいつも溢れかえっている地元の老舗人気店でした。
「親子でバビーズの大ファン!」といった様子で、ファミリーで仲良くバビーズを買いにくる風景が印象的でした。
以下からは、ユニバーシティ店閉店前に書いた「バビーズ」の紹介記事です。
大好きだったバビーズのアイスクリーム
人気のアイス店、バビーズホームメイドアイスクリーム。
バビーズの人気は、一口サイズのモチ・アイス。
値段も1ドルくらいとリーズナブル。
食後のデザートに欲しくなるその一品は、フレーバーの種類も豊富。
あずき・ブルーベリー・チョコレート各種フレーバー・抹茶・グァバ・バニラ・ストロベリー・ライチ・そのほかと充実。
日本でも有名なモチアイスがありますよね、雪見だいふくという人気のアイスです。
あのアイスの一口サイズ・バージョンといったイメージです。
バビーズと雪見だいふく
厳密に言うと、バビーズと雪見だいふくは少し違うようです。
まずは見た目。
大きさはバビーズの方が小さいサイズ。
ぱっと見はどちらも大福のようですが、バビーズのモチアイスは中のフレーバー毎に色が違います。
バビーズの方はフレーバーが豊富なのです。
食感の違いとして、雪見だいふくの餅は伸びて指に付くほど柔らかいですが、バビーズの餅はそんなに伸びません。
アイスクリームは雪見だいふくが乳脂肪分が少ないラクトアイスですが、モチアイスはもう少し濃厚な味がします。
よく雪見だいふくと似ていると言われますが、しっかりと比べるとかなり違うように感じました。
ローカルに大人気のバビーズ
ローカルに大人気のバビーズのモチアイス。
ハワイの新聞社が決めるベストオブアイスクリーム部門で、何度も1位を受賞しているほどです。
バビーズの本店にはレンタカーが無いとアクセスが大変ですが、たまにスーパーなどでも販売している時がありますので、機会がありましたらトライしてみてはいかがでしょう。
バビーズ、ハワイカイへ!
そして現在のバビーズ。
ワイキキから程近い本店を閉店して、その後ホノルルから少し距離があるハワイカイのショッピングセンターに移りました。
ハワイカイですと、さらに私たち観光客は足が遠のいてしまいますね。
もしレンタカーを借りて、ハナウマ湾などに行く機会があったら、ぜひ立ち寄ってみてください。
バビーズ、ハワイカイ店の場所
それでもなかなかハワイカイに出かける事も無いかもしれませんね。
しかし、まだ諦めないでください。
ホノルル市内にあるスーパーマーケットで、バビーズのアイスが販売されていることがあります。
興味ある方は、ワイキキエリアのスーパーマーケットで探してみて下さい。