ハレイワのハイウェイ沿いにある有名なサーファーの看板。
はじめてハレイワを訪れる観光客などを歓迎し、町の入り口を案内するためにできたものらしいです。
この看板、もともとは3つあったらしいのですが、盗難にあって今では2つ(2か所)になりました。
さびしい話ですね。
その後、看板のサーファーの部分が盗難にあい、まわりのフレームだけが残されるという悲しい出来事もありました。
そしてしばらくのあいだは、度重なる盗難に諦め、また修理をする予算もなくそのままの状態でした。
しかしその看板を500ドルを自費で払い、3日間通して手作業で直した人物がいました。
彼は心の底からハワイが大好きで、その大好きなハワイのために「クリスマスプレゼント」をあげたいとおもい、看板の修理をおこなったのです。
3日間の作業中に、彼に興味を持って話しかける人がいました。
「なんでそんなことをしているの?」
そんな様な事を聞いてきたそうです。
「聞いてきたそうです」というのは、実は彼は耳が不自由なのです。
しかし、雰囲気で何を聞いてきたかを察した彼は、黄色い紙に文字を書き始めました。
その紙には
「I LOVE HAWAII」
と書いてありました。
彼とは静岡に住む日本人、オオタ・タツロウさんという方です。